女性ライダー

バイク選びのポイント

2つのポイント

バイク選びのポイントは大きく二つに分かれます。
なぜバイクが欲しいのか?そのための理由が二つに分かれるのです。

バイクは現在は趣味的な乗り物であることが多く、毎日乗るという人は少ないものです。
一つ目のポイントは趣味です。

そしてこれは少数派ですが、普段から乗るという人です。
交通事情、予算的理由、住居(置き場所)理由により、普段の足として使用する人もいます。
これが二つ目のポイントです。
この二つのポイントによりバイク選びは大きく変わってきます。

趣味的な乗り物である

バイクは趣味的要素が強い乗り物です。
完全な趣味で乗るという人は、好きなバイクに乗りましょう。

好きなバイクと一言でいっても、好きになるのはまず恰好です。
自分の趣味ですので、自分がカッコイイと思えるバイク、スタイルに惚れたバイクを選んでも構わないのです。
毎日のように乗れない、あくまで趣味のバイクですので自分が惚れたバイクに乗るというのが一番なのです。

同じ趣味であっても違うパターンが存在します。
それはステージです。
オフロードを走りたいと思っている人は、いくらスタイルが気に入ったからといってレーサーレプリカを購入してはいけません。
自分はどのステージが好きなのか?どのステージを主に走るのか?走る目的に趣味的要素が強い人は、スタイルからではなくステージからバイクを選ぶようにしてください。

毎日使用する人

次は毎日乗る人です。
この人たちは走る目的に趣味的要素が強い人と同じで、自分がどのようにバイクを使うのか?その目的に合わせたバイクを購入するようにしましょう。
通勤のため燃費重視なのか?荷物があることがあるので積載重視なのか?距離を走るため速度(排気量規制)重視なのか?それらによって選定できるバイクは限られてくるでしょう。

毎日使用する人でも?

毎日乗る人であっても、限られたステージであれば目的に合わせなくて良い場合もあります。
予算にある程度余裕があり、普段だけでなく休日も使用する場合です。

通勤と私用の両方に使う場合は、予算に余裕がある場合は燃費よりも自分の好みを優先したほうがよろしいでしょう。
毎日の移動が楽しくなりますし、なにより休日の楽しみも増えます。
燃費を重視してしまうと、どうしても移動の足が目的になってしまい、休日に率先して使う意思が鈍くなってしまいます。

バイクの燃費は世界最高燃費を誇るスーパーカブは別格としても、性能(出力)の割りには車と比べ悪くはありません。
燃費はエンジン以外に、車重が大きな影響を与えます。
1トン以上ある車に比べ、1000ccクラスであっても300Kg以内であることが多いバイクはそれだけでも燃費に対しては優位なのです。

またバイクは車に比べ、排気量が少なく車重が軽いため、低速トルクではなく高回転で馬力をだすエンジン特性になっています。
そのため短い距離の通勤であるならば、高回転を回すことはなく、その結果燃費も向上するのです。