タマ数でバイクを選ぶ

タマ数で選択肢が広がる

中古車のバイクを購入したいと考えている時に参考にしたいのが、タマ数です。
タマ数とは、中古車登録台数のことです。
この数が多いということは、選べる選択肢が広がるということになります。

あなたがあるバイクAを探している時、タマ数が10台ということは、10台の中からバイクを選ぶことになります。
タマ数が少ないということは年式の古いレア車か、あまり人気が出ず量産されなかったバイクかもしれません。
逆にあるバイクBはタマ数が1000台ありました。
1000台の中から自分の予算に合うバイクや、状態が良いバイクを探しやすくなるのがタマ数の多いバイクのメリットです。

タマ数の多いバイク

タマ数の多いバイクの特徴は、人気が高く長期販売されたロングセラー商品が多いです。
販売台数が多ければ、売る人も多いのでタマ数が増えていきます。
さらに、ロングセラー商品であればマイナーチェンジを繰り返し、質の良い1台になっている可能性が高いです。
中古車の中からいい買い物ができるでしょう。

タマ数の多いバイクとしてホンダのCB400SUPER FOURが挙げられます。
1992年から販売されていて、その後もマイナーチェンジを繰り返しながら作り続けられている1台だからです。
古い年式に乗ってみたいから探すも良し、高年式で安いバイクを探すも良しです。

その他にタマ数の多いバイクは原付が多く挙げられます。
学生や会社員の移動の足にもなりやすく、手頃な値段で購入して必要がなくなったらすぐ売りに出せるのが特徴です。
原付の中古を探すのは、限定品などでない限り楽に欲しい商品を探すことができるでしょう。

タマ数と価格と掘り出し物

バイクのタマ数により価格が変わります。
販売終了したモデルでタマ数が少なければ、当然価格は高くなります。
修理歴がない、美品であるなどの備考があればなおさらです。

タマ数が多ければ、あまり利用していないキレイな状態のバイクでも手頃な値段で購入できる可能性があります。
また、タマ数が多いことで掘り出し物に出会えることもあります。
お買い得の1台だったり、フルカスタムしてある1台だったり、自分が乗りやすいようにカスタムされた1台だったり、これだ!と思えるバイクに出会う可能性もあるのが中古車探しです。

自分の希望のバイクを見つけ出す

タマ数が少ないバイクというのは、人気が出なかったバイクということもあります。
しかし、それがあなたが欲しいと思うバイクであれば、納得がいくまで探すべきです。
人気不人気よりも、これに乗りたいという気持ちで選んだほうが長く楽しくバイクに乗ることができます。
自分の好みのバイクに乗れるよう、根気強く探してみましょう。

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