長時間運転でも疲れにくいものを
バイクの種類は色々ありますが、それぞれの特性を活かすことで目的に合った車種を選択することになります。
ロングツーリングを目的とする場合には運転操作のしやすさと、疲れにくいさがポイントになります。
できるだけ安定した走行を実現するためにも、それぞれのタイプに合った乗りこなしを実現させましょう。
参考:http://www.bikebros.co.jp/ridetech/index.php?e=57
ビッグネイキッド
大きな車体や大排気量を誇るビッグネイキッドを上手に乗りこなしている姿は誰が見てもかっこ良いと感じるものです。
車体が重いため上手く乗りこなすのが難しそうという印象を受けますが、スポーティーな走行も実現するのであらゆるニーズに応えることができます。
アップハンドルになっていることと低速トルクになっていることから渋滞している道路でも楽々走行できる特性もあります。
日本特有の道路事情にも合っていることから、意外と初心者でも乗りこなしやすい車種と言えます。
高速時には問題なくても、市街地に入って低速になるとどうしてもふらついてしまうという場合には、シートの前側に座るようにして前傾姿勢になるように操作するとふらつきにくくなります。
ツアラー
広大な道路を悠々と走行することを意図して開発されたツアラーは乗り心地がとても良い特徴があり、ロングツーリングには最適です。
装備も充実していることから快適に走行できるように工夫されています。
大きな車体でエンジン性能も高いため、高速時にも安定した走行が実現します。
基本的には信号もないような大きな道路での走行を目的にしているため、市街地の狭い道路に入ってしまうと取り回しが難しくなるため練習が必要になります。
ある程度運転スキルが上達しなければ上手に乗りこなしできない可能性もあるので注意が必要です。
クルーザー
アメリカの長く続く平らな道路を走行することを想定して開発されたクルーザーは、のんびりと景色を楽しみながら走行するようなロングツーリングにぴったりです。
他のバイクの車体と比較してみると異なる作りをしているので、やや上級者向きのバイクと言えますがクルーザー独自のライディングポジションに慣れてくるとロングツーリングがとても楽に感じられるはずです。
体重移動に関してはお尻を中心に使うことになり、ブレーキ操作もリアが中心になります。
まずは市街地の低速時で練習を重ねてから郊外で高速走行の練習をしてロングツーリングに備えておくと良いでしょう。
メガスポーツ
スピード重視で直線走行しか得意ではないという印象を受けますが、コーナー前半で向きを変えて直線で加速する立ち上がり重視のライディングポジションを実践することが大切です。
ハイテク装備もある車種が多いため、これらの機能を上手に使いこなしながら走行させると良いでしょう。