バイクのエンジン回り

ランニングコスト・長く乗るためには

車種によって金額が異なります

バイクを所有していると様々な費用が発生するため、ランニングコストも考えなければいけません。
できるだけ長く乗るためには、バイクの使用時にかかる主な費用をしっかり把握しておくことが大切です。
厳密に言うと、バイクのランニングコストは車種によって異なります。
それぞれの内訳を確認し、どのようなバイクを選択するべきか確認してみましょう。

税金

バイクを所有している方には税金を支払わなければいけないという義務が発生します。
実際に運転をしているわけではなく、車庫にしまい込んでいるだけでも所定の手続きを取らずに所有していると税金を支払うことになります。
バイクに課税されるのは軽自動車税や重量税ですが、排気量によって金額が異なります。

軽自動車税は90cc以下の原付バイクは2千円、250cc以上は6千円などと金額が決まっています。
重量税については124cc以下の原付バイクは課税されずに、125ccを超える軽二輪以上に課税されることになっています。
軽自動車税は毎年春に支払うことになりますが、重量税については新車購入時や車検時に支払うことになります。

参考:http://genn2.com/bike-tax/

自賠責保険

バイクに乗って公道を走行させる際には必ず自賠責保険に入っているのが条件になります。
自賠責保険に加入していないと違反になることから十分注意が必要です。
保険と言っても補償の対象になるのはあくまでも被害者を救済するためのものであり、バイクを運転している方を補償するものではありません。

自賠責保険の保険料は基本が年間契約になり、12ヶ月や24ヶ月などの契約期間が設定されています。
長期になるほど割安な価格設定になるので、予算に余裕がある場合は長期契約をしておくとお得です。

任意保険

自賠責保険は被害者しか補償してくれないため、バイクの運転者に万が一の事が発生しても何も補償を受けられません。
大怪我を負って仕事ができない状況になっては家計に大きな影響を与える事になるなど、最悪の事態を想定するときちんと任意保険に加入して十分な補償を得るための準備を整えておくべきです。

任意保険料は保障内容によって異なるため金額は一概には言えませんが、契約者の年齢や車種、使用目的(年間の走行距離数)、補償の範囲などによって金額が大きく変わります。
自動車の任意保険と同様で、事故が無くて保険の支払いを受けることが何もなかった場合には次年度は等級が上がって保険料が割安になっていきます。

ガソリン、メンテンナンス代

バイクを動かすために必要なガソリン代や、オイル交換などのメンテンナンス代についても考慮しなければいけません。
どのような乗り方をするのかにもよりますが、バイクに乗る機会が多くなるほどガソリン代やメンテンナンス代が高くなるものです。
400cc以上のバイクは定期的に車検費用も発生するので忘れないようにしてください。

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