長年のファンが存在している車種
各バイクメーカーでは様々な種類のマシンを開発していますが、新しいモデルが登場してもすぐに廃番になるマシンも少なくありません。
その一方で長年に渡ってマイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返しながら進化し続けるロングセラーモデルが存在しています。
長い間発売され続けているのには理由があり、たくさんの販売実績があります。
モデルに違いはあれど、市場に流通している数が多くなるため他の人と被ってしまう可能性もありますが、やはり性能や外観、価格などのバランスが取れているため手に入れやすいことも大きな魅力と言えます。
ロングセラーモデルのメリット
ロングセラーモデルを選ぶ最大のメリットと言えるのが、品質の信頼性が高いという点です。
どのバイクメーカーでもより良い品質のバイクを作るために開発を行っていますが、新しい技術を採用した新モデルについては数ヶ月から数年で不具合が発生することが多いと言われています。
せっかく気に入って乗っていたのに、不具合ばかり多くてその度に修理しなければならない状況になるのは避けたいという場合には、ロングセラーモデルを選んだ方が賢明と言えます。
ロングセラーモデルは、これまでにマイナーチェンジやフルモデルチェンジを何度か繰り返し行うことで、不具合が起こりやすい部分を改善したり、更に良い品質を目指すための努力を繰り返しています。
実際に使用しているユーザーの声を積極的に取り入れながら採用される技術も多いため、誰にでも受け入れられる高品質なバイクに仕上がっていくのです。
そのためロングセラーモデルの中でも昔の年式よりも最近の年式を選択した方があらゆる不満や不具合が解消され、洗練されたモデルになっているはずなのです。
新しく開発された車種については、ある意味実験的要素も含まれている部分もあるため、必ずしもカタログ上の数値が良ければ満足できる結果になるとは限りません。
あえて冒険するのではなく、手堅く高品質なバイクを選びたいという場合にはやはりロングセラーモデルが圧倒的に有利になります。
ロングセラーモデルのデメリット
ロングセラーモデルのデメリットといえるのが、安定した品質を誇り人気があることから、街中でも同じ車種に乗っている人を見かけることが多いという点です。
人と同じバイクに乗るのは嫌だと考えている方にとっては最もデメリットに感じられる部分になります。
どうしてもロングセラーモデルで人とカブるのが嫌だという場合は、少しずつカスタムを加えて自分仕様のバイクに仕上げていきましょう。
ある程度カスタマイズのスキルがなければ上手くできませんが、バイクをいじる楽しみが増えるのも良いでしょう。