ヤマハ XJR1300

空冷大排気量ネイキッド・ヤマハXJR1300

ヤマハを代表する空冷大排気量ネイキッドとして多くのライダーを虜にしているのが、XJR1300です。
1998年に誕生したこちらのモデルは総排気量1250ccというモンスタークラスのモデルで、パワー重視のスピードライダーにとってはまたとないモデルとして人気を集めました。

大型ネイキッドモデルらしいスタイリッシュでスマートな見た目も、他のネイキッドモデルにはない美しいスタイルとして定評があります。
同モデルをベースに作られたXJR1300Cは特に、アルミ製のサイドカバーにシングル風シート、DLC表面処理が施されているフロントフォークまで、細かいパーツを見れば見るほどこだわりを感じるモデルです。
見た目もスマートで格好良くとにかく早いバイクに乗りたい方にこそうってつけのモデルと言えるでしょう。

空冷直列4気筒エンジン採用

XJR1300では空冷直列4気筒エンジンを採用し、大型ネイキッドバイクとして仕上げられています。
ボア×ストロークは79.0㎜×363.8㎜という圧倒的なサイズ感で、安定したパワフルな走行性能を可能にしています。

パワーを可能にしているのはエンジン周りの工夫だけではありません。
XJR1300では鍛造ピストンの仕組みを使う事でエンジン性能をアップさせたことをはじめ、メッキシリンダーを採用することで放熱効果をアップし、冷却効果を高めています。
タイヤサイズも以前のモデルに比べて変更を加えたことで、スピードがありながらもどっしりと構えているような、中型車を運転しているかのような軽やかな走り心地を可能としました。

逆輸入車も増えているモデル

その性能の高さはもちろんのこと、国外で販売されているXJR1300のデザインモデルに心惹かれ、逆輸入モデルも増えているのが特徴です。
欧州を中心に販売されているXJR1300ですが、シート下にアルミ製のゼッケンプレート風カバーを採用したり、カフェレーサーのようなビキニカウルを装備しているモデルまで展開。
パワーだけでは無くデザイン性能にもとにかくこだわりがあるバイクが欲しい国内ライダーから憧れとなっています。

また欧州モデルだけではなく特殊カスタムをして楽しむライダーが多いのもこのバイクの特徴です。
オンオフパーツやフレーム加工などオーナーの好みに合わせてデザインカスタマイズを行ったモデルが、高価買取り対象となるケースも珍しくないでしょう。

XJR1300は中古バイクでも非常に人気のモデル

XJR1300は他とは違うバイクを求めているライダーから人気があることから、中古バイクでも安定した人気を誇るモデルです。
特に欧州仕様のモデルの場合は中古車でも高価買取り傾向がありますので、買取査定をする際には積極買取をしているお店を選ぶのがおすすめです。

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